氷忍者の海外遠征

アメリカ西海岸のスケートリンクに行く機会に恵まれた。
憧れの、スーツケースに自分のスケート靴を入れての海外旅行。

用語・相場など

用語 英語
スケート・リンク ice rink
一般滑走 public skating
滑走のみ addmission only
貸し靴 skate rental

どこも日本と同じ、フリー・タイム制で時間制限なし。
滑走料は大人で、$7、靴付きで$10が相場です。(日本より安い)

Redwood Empire Ice Arena

ピーナッツ(スヌーピー)の作者シュルツ氏が建てたスケートリンク。



  

Snoopy's Home Ice と呼ばれるだけあって、リンクサイドには、スヌーピーの犬小屋がある。
料金を払うと券ではなく、緑色のテープを受け取り腕輪のように身につける。
湖畔を描いた絵画、室内装飾なども品が良い。
氷の質も良く、新横浜アイスセンターと同等。
初心者が転ぶとパトロール員が、大丈夫ですか・・・と声をかけてくれる。
途中、アイスショー用のスポットライトが灯されていい雰囲気だった。




整備の時間になると、ホッケーのホイッスルが鳴って放送が入る。
田舎街のせいか、あまりレベルの高いスケーターは見なかった。

Cupertino Ice Center

ショッピング・モールの一角にあって、入り口近くには、日本料理(鉄板焼)の
BENIHANAがあった(行ってないけど)。





料金を払っても、券も何もなく「入っていいよ」と言われる。
料金を払わなくても見るだけならそのまま通してくれる。(こんなのでいいのか?)
ここの氷の質は、いまいち。神奈川スケートリンクより少し良いくらい。
雰囲気は、日本のスケートリンクによく似ていた。
中国系、インド系の人も多かった。
フィギュア・スケートも日本に近い感じの教え方。

Logitech Ice at San Jose

まず、看板を見て唖然とした・・・



入り口は普通




かなり、危険に対して自己責任で滑れよ、というスタンスのリンクだった。
初心者にはやさしくない印象。
料金を払うと、胸に貼る大きめのシールをもらう。
氷の質は、ハマボールに近かった。荒れていてもエッジの食い込みは良かった。
ここのフィギュア・スケートのインストラクターは、とにかくパワフルだった。
このインストラクター自身のパワーは、新横浜や神宮のインストラクターでも
かなわないくらい思い切った力強いものに感じた。(凄まじい重量感)
一般滑走中にちゃんとした指導は見せないのかもしれないが、日本では考えられない
くらいに大雑把な教え方でこれでいいのかと思った。
フィギュア・スケートの精度は、自分が最低必要と感じる精度の1/5くらいで
力任せにやっている感じがした。ただ、背筋を伸ばすことはちゃんと指導されていた。
その中で、アーティスティックに自己表現力などは育っているようで、2回転は
まだ出来ないくらいの人でもジャンプ前のモーメントを貯えるような動作も大きく
力強く自己をアピール出来ていた。(エキサイティング、日本人には無理?)
スケーティング・レッグを軸にしたフリー・レッグの振り回しが強力。
2〜3回転くらいに進んだ人は、それなりに整った指導を受けていた様に思う。
形から入る日本の教え方と対照的なのは間違いない。
とにかく、パワーとタイミングだけでやっている感じ。
ここのスタイルは、ブライアン・オーサーやブライアン・ボイタノに近い。


(C)2004 ICE_NINJA ALL RIGHTS RESERVED.

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