2020年11月30日月曜日

NHK杯2020

女子シングル
複数の選手で、ロッカー → カウンター → ツイズルというステップが見られたが流行か。
樋口選手、ショートは転倒したが、フリーでトリプル・アクセル成功。

男子シングル
ショートプログラムで鍵山選手の4回転サルコウがきれいだなあと思っていたら、
フリーでは、少しオーバーターンになっていた。
決して前向きでジャンプしている訳では無いが、録画してみるとそう見える。
着氷時は、回転不足は着氷に影響するのでチェックされるが、踏切時のオーバーターンも、
回転不足を補うことになるので、ジャッジによっては減点するだろう。

高橋選手のアイスダンス転向
パートナーが決まって、お披露目の時は、見せられたものではない酷いものだったが、
まともな練習していなかったんだろうなあ。
シングル時代に、世界一のステップとか言われた高橋選手。
しかし、何が世界一なのかよくわからなかった。
シングル時代にディープエッジを目指していたときがあったが、エッジが引っかかる様な
ことを言っていたと思う。無理矢理エッジを倒そうとしていただけなのかもしれないね。
アイスダンスを学ぶと、ディープエッジがどういうものか分かったんじゃないかなあ。
初試合は、結構いい感じ。
まだ、カッチリ意識してやらなければならない段階だと思うが、かなりアドリブ感がある。
感覚で出来てしまうのは才能だろうが、感覚でやると、すぐにあやふやになると思う。
かなりストイックに、図形の大きさとスピードを合わせないといけない筈。
練習の映像を見ると、まだリフトをするには、足の筋力足りていない気がした。

グランプリシリーズ2020(ロシア大会)

女子シングル・ショートプログラムについて
新型コロナウイルスの影響で、グランプリシリーズが国内大会みたいになっている。
マスク着用で満員の観客。
当然、選手はマスクを着用した状態ではプレイ出来ない。

女子のトリプルアクセルが当たり前になりつつある。
ロシア勢は、ヤグディン選手のようなスタンダードなフォーム。
トルソワ選手は高さがある。
トクタミシェワ選手は、アプローチでほとんど腕を使っていない。
他の選手が、腕を一度後ろに引いてから前に振り出すことで、踏切足先行でカーブに
入っているところ、左腕を最初から前に構えることによって同じ効果を得ている様な。

佐藤コーチが浅田選手に教えたかったトリプル・アクセルが完成していたら、
トクタミシェワ選手のアクセルに近いものになっていたのではないかと想像する。
エッジワークだけで、かなりの高さまで跳べている。
浅田選手のアクセルは、股関節をうまく使うスタイル。
何年も積み重ねて構築した物は、そう簡単には変えられない。