GINZA-SIX屋上とか、山下公園の「Winter Wonder Park Yokohama 2024」
とか、樹脂のスケートリンクがあるが、スポーツとしてスケートをしたい人にはお勧めしない。
スリルを味わいたいならどうぞ、という感じ。
逆に、樹脂スケートで滑れなかった子供たち、アイススケート場に行ったら滑れるかもよ。
山下公園の方、スペシャルアンバサダーが本田真凜で、いかにもアイススケートと変わりません的なアピールをしているが別物と考えた方が良さそうだ。
自分が業者なら、樹脂の摩耗を最小限にとどめるために、ブレードの研ぎ方を可能な限り鈍くしたいと思うだろうが、アイススケート出来る人が滑ろうとするとまじ危険。
靴による個体差はあるもの横滑りするものが多い様に見える。少なくともアイススケートで横滑りは、メンテナンス不良に該当する。
アイススケートの基本は、エッジに体重を乗せることにある。エッジに全体重を乗せないとまともな滑りなど出来ない訳で、それはエッジに命を預けているといっても過言ではない。
摩耗を減らすために、ブレードは平研ぎにしているが、それはいいとしてメンテナンスに問題がある様だ。
平研ぎは、簡単な様に見えて難しい。爪が削れるくらい鋭く仕上がっている様に見えても、返り(バリ)が出ているのに側面研ぎをしなかったり、研ぐとき刃を当てる角度がずれて丸刃になると氷上でも横滑りする。
そのためスピードスケートの靴は、砥石が刃と直角になるように左右の靴を専用台に固定して両足同時に研ぐ。
こういったことを知らない業者がやっているかもしれないし、ブレードの研ぎ方に規格もなければ、法律的な規制もない。
まあ遊戯施設としての営業は、黙っていても体験者の口コミで評価されるだろう。
あと、地球温暖化対策で、冷却にエネルギーを使わない樹脂スケートは、エコかもしれないが、樹脂が削れて多量にマイクロプラスチックを作り出すという側面もある。
マイクロプラスチックもポリエチレン系なら害も少なく紫外線や微生物で徐々に分解されるかもしれないが。
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